| 慣性を制御するにはどうすればいい?! Weinstein 2008-04-06 10:14:42 |
今日は、科目「重力制御理論」の、3回目の授業じゃ。
慣性が外部の天体との相互インダクタンスに相当する量で表されるとすると、慣性を制御するのに具体的にはどうすればいいかが当然次の問題になる。「負の質量の振る舞い」のところで、負の質量があれば・・・、という話をした。しかし、とはいっても、負の質量がいったいどこにあるのか検討もつかない。ということは、考えてみたころで結局、単なる空想に終わるのか。
いや、そうとは限らない。「慣性理論」から得られた最も重要な結論は、「質量は重力だけで決まっているのではない」ということである。非常に大きな電位の中に電荷があれば、そこには電磁質量が存在し、式の上では、重力質量と同格で質量の一部を構成する。電位が大きければ、むしろ重力的な慣性質量を上回る存在にもなり得るのである。そしてその質量は電荷と電位の組み合わせによって、プラスにもマイナスにもなる。式で書くと、下のようになる。
(質量)=[−(電荷)*(電位)+(重力荷)*(重力ポテンシャル)]/(C*C)
そこで、マクロな物体に非常に大きな電位を与えたらどうなるかを考えてみる。われわれの周りにあるマクロな物質は、概ね、互いに同じくらいの数の、陽子・中性子・電子から出来ておる。即ち、それらは、おびただしい数じゃが、陽子の数をN個とすると、中性子も電子もN個前後含まれているということになる。
そして、ここで、注目すべきは電子である。物質内部で原子核の周りを回っているあの電子じゃ。マクロな物体の電位を上げていくと、電子にとっては、環境の電位が上がっていくので、そのインダクタンスの影響で電子単体の物質内部における質量が増加する。しかし、波でもある電子にとって、自分自身の質量の変化は、自分が安定に原子核の周りに存在出来なくなることを意味する。例えば、質量が10倍になったら、同じ軌道を回っていることができず、マクロな物体の構造自体が維持できない。即ち、波長が整数倍となるような微妙な量子条件を満足できなくなるのである。
そこで電子は、とんでもない手に打って出る。なんと、光子を放出もしくは出て行く電子に渡して、自らの質量を軽くするのである。光子はマイナスの重力荷を持っているから、その分重力的な慣性質量が減少するという訳じゃ。こうすれば、電子も質量を維持でき、元の軌道に存在し続けることが出来る。
これに対し、陽子は電子と逆符号の電荷を持っているので、同じ電位の中では、マクロ物体の内部において、逆に質量が軽くなる。しかし、物体内部で、周囲のプラス電荷に対し、電子のような量子条件の制約下で運動をしている訳ではなく、中性子を含む原子核としては、依然、電子より圧倒的に重い状態を維持するので、必ずしも、直ちに電子と逆に重力荷を吸収して重くならなければならないという必然性はない。重要なのは、原子核と電子の質量バランスである。約3桁のオーダーの違いがマクロな物体の構造を支えるのである。
このように、電子は原子核に対する質量を一定の比に保とうとするのじゃが、それは、「マクロな物質の内部という環境における電子単独の慣性質量」が維持されるに過ぎない。必ずしも、「マクロ物質全体の外部に対する慣性質量」が維持されることにはならないのである。それどころか、電子がマイナスの重力荷を吐き出すことで、マクロ物体はその外部に対してどんどん軽くなってしまう。ついには、ある電圧値で、マクロ物体の慣性質量がマイナスに転ずるという可能性がある。
この電位に私は、「臨界電位」という名前をつけた。なんと、2GVオーダーというとてつもなく大きな電位である。詳細が知りたい諸君は、この授業の教科書「重力制御理論」の5項あたりと、「慣性理論」の4項あたりを是非、読んでもらいたい。
それにしても、本当にそんなことが起こるのかって? 確かに。
実は私も確かめたことはないので、何とも言えない。あくまで理論上ではそういう可能性があるということである。ただ、これを前提にして「重力制御装置」を設計しようすると、不思議なほどUFOに似てくるんじゃ。
ここから先は、また例によって、次回のお楽しみじゃ。はーはっは。うんじゃよろしく。
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